医療法人 真正会 真正会病院
副院長兼統括看護部長

孫　春美

私は療養型病院の看護管理職をしています。ほとんどの入院患者様に毎日行われる排泄ケアは、療養型病院の看護師や介護スタッフの大切なケアの一つです。中でもオムツ交換時に行われる陰部洗浄ケアは、患者様に爽快感を感じて頂ける貴重なひと時であり、安全に、清潔に、素早く行う必要があります。しかし、陰部洗浄ケアには、使用前に専用の容器にお湯を充填する必要があり、使用後には院内感染防止対策の一環として、容器の消毒や乾燥、次回使用時までの清潔な管理が必要でした。そこで、私は悩んだ末に、洗浄容器の管理に拘らず、予め洗浄液の入った使い切り製品を探すことにしました。使い切りであれば、容器の管理に起因する院内感染の問題はなくなり、身体のどの部分にも清潔で快適な洗浄ケアが実現出来ると考えたからです。「おしりシャワシャワ」の徳重さんと出会い、洗浄ケアに特化した「からだシャワシャワ」が完成しました。温めるだけで、患者様の身体のどの部分の洗浄にも使用できます。保清ケアの質は、その施設の看護、介護の質の指標となると私は考えています。当院では、陰部洗浄はもとより、褥癒処置の際の創洗浄や、洗髪、足浴、脇浴、手浴などにも活躍しています。洗浄ケアの準備にかかる人件費と時間、院内感染防止の観点からの容器の管理など、この製品の購入価格やごみ処理コストの観点から鑑みても満足できる製品でお勧めいたします。